乳がん術後のフォローアップ

フォローアップ

フォローアップ乳がんの治療は、診断から手術までで終わるわけではありません。一定期間のフォローアップが必要です。内分泌療法による副作用や、腋窩郭清後のリンパ浮腫などの合併症が発生していないかなど、実際に診察して確認すべき点がたくさんあります。反対側の乳房を含めた定期的なマンモグラフィや超音波検査も重要です。

以前は、骨シンチやCTなどの画像検査を定期的に行い、再発をより早く発見するべきとの考えもありましたが、現在は被爆などの問題もあり、再発を疑う症状が出た後に精密検査を行っても予後が変わらないというデータをもとに、必要時にのみ骨シンチやCT検査を行うようにしています。再発の疑いがある症状かどうかも定期的な診察によって、はじめて正確に判断されるわけです。

当クリニックでは、ステージ(病期)にもよりますが、原則1年に1回のマンモグラフィ、6ヶ月毎の乳房超音波検査、6か月から1年毎の腫瘍マーカーを含む採血を行い、定期的なフォローアップとしています。

TEL.03-6908-1026 WEB予約はこちら
一番上に戻る